2月11日
二見といえば夫婦岩、でも他にも名前のついている岩がいろいろあります。
もちろん、全国各地ありますでしょうが。。。
夫婦岩(立石ともいうようです) 猿田彦岩 猿田姫岩 潜島(くぐりしま) 破石(われいし) 硯岩。。。
今日は、行ったことのなかった破石と硯岩を探して車で出発しました。
破石
二見町溝口から南方に約1キロの五十鈴川右岸にある巨石。 高さ4メートル、周囲約20メートル、中央に大きな亀裂があり二分されています。海蝕によって生じた亀裂に木が生え、のちに木が枯れ海も後退し、ここに取り残されたと推定されています。(お伊勢さんテキストより)
地図を見ると、二見神社の裏からJRの高架線をくぐって川沿いに行くようです。JRの高架線は車は狭くて通れないそうです。二見神社のあたりに車をおけると思っていましたが、ちょうど神事の日で、たくさんの車が付近に止めてあって無理でした。そのまま通りすぎて、少し先で神社裏に回れそうな道があったので右折、と、そこになんと神宮御園の門が!! 天照大神にお供えする食事をつくる野菜を栽培している所です。偶然にも発見してちょっと感激。御園の外側をぐるっとまわる形で高架線をくぐる手前に出ました。ちょうど車を置けるスペースがあって、そこから歩くことにしました。
破石 |
ここからさらに五十鈴川に沿って上流に行くと御座石というのがあるようです。ついでなので散歩がてらに行くことにしました。途中、サンアリーナに向かう道路から未舗装の道がつながっていて、ここから重機や車がはいれるのかと納得しました。このあたりは祭り博の後、開発しようとして途中放置された廃墟のようなところで、かつての遊歩道が、河川敷に沿って続いています。晴天続きなのに道は濡れていて、どうも満潮になると沈んでしまう道のようです。
多分 御座石 2メートルくらい |
五十鈴川と歩道 御座石 |
硯岩
二見町三津山地区前山の北斜面にある露岩。長さ12メートル、幅9メートル、高さ6メートルの巨岩。伊勢の三郎の硯といわれるそうです。(お伊勢さんテキストより)
伊勢の三郎とは二見の江で生まれた武士で、源義経に仕えた四天王の一人。伊勢三郎義盛という実在した人物のようです。こんな大きな硯を使ったとはよほどの巨漢だったんでしょうか。
岩の上は比較的平らで窪みがあり、硯の形に似ているそうです。この窪みの水はけっして乾かず、雨乞いのときに、この水を汲みとると雨が降るそうです(案内板にかいてありました)。
さて、硯岩については全く知りませんでした。どうも場所は安土桃山文化村のある山の斜面のようです。老人施設のすぐそばで、山のふもとに硯岩の案内板があり、広い空き地があって車をとめることができました。
案内板もあるし、道はしっかりと山のふもとに沿って続いているし、案外簡単に見つかるかもしれないと思ったけれど、まったく甘かったとしか言えません。道は途中で途絶えて、そこからは、けもの道かなんかしか見当たらず、適当に斜面を上がって行くと尾根近くで鉄条網に阻まれて進めず、仕方なく引き返しました。地図ではわずか幅400メートル弱、高さ2,30メートルの斜面なのに、山中は本当に見通しがきかずわかりにくいものです。斜面の向こうの端に神社があり、道路から斜面を眺めながら歩いてみましたが、大岩など見えません。神社に着いたら山の神が祀ってあったので、お願いをしてもう一度看板地点からトライしました。
地図によれば道が途絶えた先に硯岩があるはずです。腰の高さまである笹の茂みで行きどまりになっている道を夫が思い切って笹を踏みわけて進むと、意外にも道は続いていました。間もなくおむすび形の岩が一つあって、そのあたりで再び道が消えてしまうのですが、今度こそはと斜め上に登っていくと、やはり何もありません。あきらめかけて前方を見ると、ありました、岩のようなものが木立の間から見えています!
目標が定まれば一気に登ればよいわけです。上に上がると、たしかに平らで舞台のようです、岩はところどころ苔がむして、起伏の低い所は落ち葉が厚く積もっています。どこが硯なのかと一瞬戸惑いましたが、写真を思い出しながら、この辺かなと足で落ち葉を掻きだすと(行儀悪くてすみません)、四角い窪みが現れて、しかも水が溜まって濡れています。
これが硯岩!? |
右側に窪みあります、、 |
この日は2月11日、ずっと晴天続きでしたが、13日と14日は雨が降りました。
私が硯岩の水をこぼしたからかもしれません。
お昼は二見の砂浜で肉まん |
お昼を食べたら、お雛様めぐりin二見 を 楽しむことに。
濱日館に行って、豪華なお雛様たちを見学しました。
お雛サミット |
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