2013年5月24日金曜日

御座の金比羅山と爪切り不動と潮仏

3月17日 志摩バイパスを通って,御座港まで行ってきました.
風光明媚なところです.天気は上々,まっすぐに伸びた新しい道路は美しく,前にも後ろにも走っている車は見あたらないという空き方で,別世界を走っているような不思議な感覚でした.


御座港の少し手前に金比羅山の看板があり,空き地のようなところに車を置いて,歩き始めます.程なく駐車場があり,爪切り不動の鳥居が見えます.帰りによることにして,金比羅山をめざします.こちらにも別の鳥居が立ち,案内板があって15分と書いてありました.標高わずか111mということで,道も舗装されていますので,散歩気分で歩いていけます.山頂は広場になっていて,展望台があります.ここには,ぜひ立ってみましょう!360度の絶景を見る事ができます.





こんな感じの道です

展望 その広さは私の写真では伝えられません

展望台の真ん中には更に,一人用の立ち台があります.そこに立ちましょう(笑)



帰りには爪切り不動によります.階段があって降りていくと狭い家の戸口の前に出てしまうので,うろたえていると,夫はガラス戸を開けて中に入っていってしまいました.そこは通り抜けてよい所のようで,反対側のガラス戸を開けると,既に,あっと驚く箱庭のような爪切り不動の境内の中でした.人の気配のない境内の中は不思議な空間でした.本堂の裏には,梵字をきざんだ石がたくさんあります.
爪切り不動というのは,弘法大師が爪で石に不動尊の姿を刻んだものと言い伝えられているそうです.この石たちも,きっとそれに因んだものなのでしょう.

外の鳥居からは中の様子はわかりません

階段を降りると家の前にでてしまうので,行き止まりかと..

家を通り抜けると境内です.

狭い境内には沢山のいろいろなものがあります.

兄弟かな

これは,何の種でしょうか.巨大なタンポポみたいです

梵字をきざまれた石たち


石段の横の塀 雲の模様かな




御座港まで歩いて行って,潮仏の見物もしてきました.お地蔵様ということですが,自然石そのもののお姿のようです.何故なのかよくわかりませんが,長い年月のうちに海水に侵食されたのでしょうか.



御座港


潮仏様です ちょうど干潮でした

とても趣きがあって,それぞれよい所でした.